ここのところ、ロシアがウクライナに侵攻して非常事態になっていますが、そのウクライナにいるボグダンさんがテレビに出たりしています。いったい何者なのでしょうか?
ボグダンさんは日本語ができるのですが、どうしてなのでしょう。ボグダンさんの経歴や生い立ちなどについて調べてみることにします。
- ボグダンって何者で経歴や生い立ちは?
- どうして日本語ができるの?
- ボグダンの現在の様子
これらについて見ていきます。
ボグダンって何者で経歴や生い立ちは?
- 氏名:パルホメンコ・ボグダン (Parkhomenko Bogdan)
- 年齢:35歳(2022年3月時点)
- 生年月日:1986年6月24日
- 出身地:ウクライナ、ドニプロ
- 仕事:会社を立ち上げて、美容健康器具の代理店を経営
- 学歴:兵庫県神戸市の小学校を卒業
大阪市の中学校に通う
高校から大学院までウクライナで卒業
ウクライナで1986年4月にチェルノブイリ原発の事故があり、ボグダンはその年の6月に生まれます。この事故の影響で、ボグダンの身体の調子が悪く、医者から転地を勧められます。
そのため、母親が日本に研究者として仕事を見つけ、ボグダン4歳の時に神戸に引っ越します。それから小学校は神戸で、阪神大震災のため中学は大阪で卒業しました。

しかし、ウクライナ語もロシア語もできないボグダンを周囲が心配し、ボグダンはウクライナに戻り大学院まで修了します。
卒業後、日本の大手商社のキエフ職員として働き、その後名古屋に行って別の企業で働きました。現在は、会社を興して美容健康器具の販売の代理店をされているということです。
ウクライナが大変な状態になり、名古屋時代の会社の人たちから連絡があったりしたため、現在Twitterなどで現状をレポートしているということです。
どうして日本語ができるの?
チェルノブイリ事故で生まれた時から体調不良だったボグダンの健康を心配した医師から転地を勧められて、4歳の時、母親と一緒に神戸に移住して、中学まで日本に住んでいたからです。
小学校も中学校も日本で卒業したので、日本語はペラペラですね。なんでもその頃はウクライナ語もロシア語もできなかったそうです。日本語だけで生活していたとはすごいです。
↑ビデオでみればわかりますが、ボグダンの日本語は完全に日本人としかいえない日本語です。発音が全く日本人と変わらないですね。ちょっと関西人ぽい感じです。
しかしウクライナ語ができないことを周囲が心配して、ボグダンはウクライナに戻ることになったのですが、子供の時に言語を学ぶと、発音などが完全に現地人と同じになるので、ボグダンの日本語が流暢なのはそういったわけだったのですね。
ボグダンの現在の様子
現在ボグダンはウクライナからビデオや写真をツイッターやインスタグラムで見せたり、インスタライブを日本語で行ったりすることもあります。
昨日は朝の情報番組に出演していたので、所属事務所も決まったのでしょう。
日本も、避難民家族を受け入れることになり、大手企業のユニクロやドンキホーテが支援を表明しています。
↑のツイッターにもあるように、ウクライナの人は日本人に通じるようなところがあります。東日本大震災の時の日本人と同じです。
そういうことを見ても、ウクライナの人は日本人の中に入ってもうまくやっていけるのではないでしょうか。もちろん自分の国がいちばんいいでしょうが、日本で安全に過ごしてほしいですね。
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まとめ
- ボグダンは日本で4歳から10年ほど住んでいた
- 日本企業で働いていたことがある
- 子供の時は日本語しかできなかったので、今も日本語は発音も綺麗に話せる
- 現在は会社を営んでいる
- インスタやツイッターでウクライナの今を日本語で公開中
ボグダンの関西弁ぽい日本語の発音に感動しました。
ボグダンのいるウクライナが危険な状況にあることはわかりますが、ボグダンが元気で安全にわんちゃんと一緒に過ごせることを願っています。
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