みなさんこんにちは。
2023年2月1日の「ワールド極限ミステリー」で、韓国ブラザーズホーム事件が取り上げられます。
この事件は、イカゲームと似ており、このドラマはこの事件を元に作ったのではないかとすら思えます。
そこで、韓国ブラザーズホーム事件とはどんな事件だったのかについて調べてみました。
- 韓国ブラザーズホーム事件のネタバレ
- イカゲーム実話版と言われるわけは?
- 被害者への補償は?
- 韓国ブラザーズホームのパクイングンのその後は?
これらを確認します。
韓国ブラザーズホーム事件のネタバレ
【ブラザーズホームの入り口。施設は高いコンクリートで囲まれ外に出られない】

事件が起きた日時:1976年〜1987年
場所:韓国 釜山
何の施設か:ホームレスの自立訓練施設
【何が行われていたか】
収容者を労働力として搾取し、暴力行為が頻発し死亡者が出た
韓国版アウシュビッツと言われる
【実際の収容者は】
いきなり20の工場と路上から検挙された人々
実際のホームレスは10%
通りすがりの子供もいた
政権に抗議していただけの大学生もいた
現場から集められた証言と証拠によると、収容者は、1970年代から80年代にかけて、建設現場、農場、工場で奴隷労働者
として働かされたことがわかっています。彼らはまた、拷問や性暴力を受け、非人道的な状況で数百人が死亡したとされています。
「社会浄化プロジェクト」の一環として、ホームレス、身体障害者、孤児、さらには、尋ねられたときに身分証明書を提
示しなかった一般市民も、このブラザーズホームに連れて行かれました。
施設はプロテスタント教会と共同で運営され、敷地内の教会は常に 3,500 人を収容していました。

管理者の パクイングン(元ボクサーで軍人) は、浮浪者に食事を与え、衣服を着せ、教育するために入れているとしばしば主張しました。
書類上は、ここに収容された人たちは1年間収容されて訓練を受け、そして解放されることになっていました。
しかし実際は、何人かが脱走してこの施設の現実を世間に広め、1987年に強制的に閉鎖されるまで自由になることはありませんでした。
イカゲーム実話版と言われるわけは?
イカゲーム
自分で参加した
報奨金がもらえる
サバイバルゲーム
ブラザーズホーム
強制的に拉致された
何ももらえない
サバイバル
「イカゲーム」は、ネットフリックスでシリーズ配信されている韓国のサバイバルドラマで、主人公のソン・ギフンが大金をかけた命がけのサバイバルゲームに巻き込まれ、他の参加者と共に生き残るために奮闘する姿を描いているもの。
ブラザーズホームは、韓国で強制労働施設から解放されるまでの実話です。
サバイバルであることだけが共通しています。

ただブラザーズホームは、登下校時に、いきなりカバンの中をチェックされて盗んでいないものを盗んだと言われこの施設に連れてこられた13歳の少年などもいました。
そして性暴力を受けたり、殴られたり、冷たい水を全身にかけられたりして強制労働させられ、周りの人々が拷問によって死んでいくのを見ながら生活して、解放されただけで、報奨などは受けることが決してありませんでした。
連れて来られた理由や内部で行われたことなどは全く違います。
本人が納得してその場所に来ているのと、意味がわからないまま連れて来られたのでは全く違うと思えます。
とはいえ、イカゲームがこの事件から何らかのインスピレーションを得て作成された可能性は否定もできない気がしました。
被害者への補償は?
【子供たちが強制労働させられている当時の画像】

被害者への補償については、政府が話し合ったものの、ブラザーズホームの利益から支払うと被害者に約束したのに、8年間で2万円しか渡されず、今も話し合いが続いているだけで、何も改善していません。
当時の子供たちは今もブラザーズホームの関係者が何も悪いことはしていないとされ、政府がそれを許容する状態に苦しんでいます。

韓国ブラザーズホーム:犯人パクイングンのその後は?
ブラザーズホームの管理者だったパクイングンについて知りたい方はコチラ↓↓↓

まとめ
今回は韓国ブラザーズホーム事件はどんな事件だったのかについて調べました。
- ホームレスを教育する1年間収容するだけの福祉施設が建前
- 実際は強制的に拉致して監禁して奴隷労働させる施設だった
- 子供やホームレスではない一般人もいた
- 500人以上が殺された
- 1970年代から1987年まで運営された
コメント