チリビケテ国立公園(wiki風)のテプイや壁画、赤い川とは? TBSが撮影成功した理由は?<世界遺産>

みなさんこんにちは。

4/7、14に【世界遺産】という番組が 放送されます。今回は2週連続の特番 です。

【世界遺産】という番組はTBSが制作 していますが、今回コロンビアの世界 複合遺産【チリビケテ国立公園】の 撮影に成功したようです。

日本で初の撮影成功とあって注目 されています。

この【チリビケテ国立公園】とは どの様な場所なのか? 観光する事が出来るのか? など気になる部分があったので少し 調べてみました。

wikiにほとんど情報が無いもの なので、是非一度読んでみて ください!!

チリビケテ国立公園とは?

チリビケテ国立公園はコロンビアの 壮大な自然の大地やその大地の中に 残る文化や歴史から、2018年に 自然遺産と文化遺産の両方として 世界複合遺産に登録されました。

有名なのはテプイという岩山、壁画赤い川白い砂地などです。 自然と文化が作る神秘が詰まった 立ち入り禁止の国立公園です!!

神秘の文化を色々調べてみましょう!!

【テプイについて】

テプイは闘技場のような丸形をしている ものもあれば、碁盤のように分かられた ものも数多く存在します。

格闘場のようなテプイの中にある自然は 誰も足を踏み入れた事はなく、どんな 生物が生息しているのかすら不明です。

碁盤状の形をしたテプイは遠い昔の 地殻変動が原因でこのような形を作り 出したようです!

【壁画について】

こちらがテプイの壁に描かれている 壁画です。 この壁画は約1万2000年前から 描かれたと言われています。

壁画には戦争や何かの儀式、狩猟に 関することについて描かれていると伝え られており、古代民族の文化の歴史と 言われています。

少しこの歴史を少し紐解いてみましょう!

【狩猟の文化】

テプイの壁には様々な動物の壁画が 残されています。 当時からシカヒョウなどが 【チリビケテ国立公園】周辺に生息 していたことを示していますね!

そしてとても貴重な画像がこちらです。

人間が明らかに何かの動物を狩りして いる壁画が残っています。

これは、1万2000年前に【チリビケテ 国立公園】周辺に生存していた人間の 生活の中心が狩りであったことを 示しているようです!!

【崇拝する文化】

 

この写真には1人の人間と、多くの手形が 残されいます。 専門家はこの壁画からシャーマンに 対して人間が崇拝していたことを 示すと分析しました。

※シャーマン:霊、神霊、精霊、死霊など

確かに、手をあげて人を崇めている ような印象が残る壁画です。

このことから、当時の文化では 【チリビケテ国立公園】の周辺は 既に集落で精霊や神を崇拝する文化が 根付いていた事の証明になるのでは ないかと思います!!

1万2000年前に『科学的根拠』なんて 言葉は存在していない為、この歴史や 文化は当時の生活を知る為の重要な factorだと感じました!!

この写真は1万2000年前の人々が 【チリビケテ国立公園】からどこへ 向かったかを示しています。

昔、南米大陸へ人が渡ってきたのが 1万2000年前と言われており、 【チリビケテ国立公園】を経由して 南アメリカ大陸のアルゼンチン パタゴニアまで進み移り住んだと 言われています。

この大地でも同様の壁画が発見されて いる事から、移住してきた事を示して いると考える事ができます!!

【発掘された石器】

上記に示した狩猟を裏付ける証拠 として【チリビケテ国立公園】から 石器が発掘されています。

これらは【チリビケテ国立公園】で発掘 された石器です。 この石器は分析の結果1万2000年前の だと言われており、壁画の時代と一致 します。

この石器は動物の皮を剥ぐことが 出来る鋭さがあったと言われている為、 狩猟に使用されていたのではと考え られています。

1万2000年前から人間は生きる為に 道具を作り出していていたのかと 思うと感慨深いものがあります!!

【チリビケテ国立公園一帯について】

【経路と広さ】

【チリビケテ国立公園】の広さは 四国の役1.5もあります。 あくまで国立公園ですので、公園が 四国より大きいって自然のスケールの 大きさが分かりますね!!

【チリビケテ国立公園】の奥まで 立ち入る方法は空か川の2つのルート しかありません。

空はヘリコプター、川ならボートで 進むしかなく、ボートは先住民の 案内なしには不可能だと言われて います。

【生き物】

そもそも、国立公園と言ってますが ジャングルなので、立ち入るだけでも 命がけです。

例えば、川から【チリビケテ国立公園】へ 入ろうとするとこんな生き物がいます。

これは頭だけの写真ですが6m以上の アナコンダです。 毒は無いようですが、もし襲われたら 人間なんて丸のみされてしまうでしょう。

きっと【チリビケテ国立公園】には こんな生物が沢山いるのだと想像 出来ますね!!

もしかすると、中には今まで見たこと ない植物や生き物が生息している可能性も 十分あり、世界的にも注目されている 地域だと思います。

【先住民】

近年まで国立公園一帯は反政府の拠点と なっており、危険な地域として、一般人は 立ち入り出来なかったようです。

出典:http://www.tvlife.jp/entame/217447/attachment/217447_01

一方で、【チリビケテ国立公園】を隔離し 続けてきた結果、中に住んでいた民族は 現代の文化に触れぬまま現在も生活して います。

【チリビケテ国立公園】に住んでいる 民族は空に飛行機やヘリコプターが 飛んでいる光景を見てどのような感情を 抱いているのかとても興味があります。

【赤い川と白い砂地】

 

【チリビケテ国立公園】には赤い川が流れて います。この川の砂地はとても白く不思議です。

何故砂地が白いのか? この川がなぜ赤いのか? 気になりますよね。調べてみました。

【川が赤い理由】

何故川が赤くなるのか? それは川の性質が原因のようです。この川は 微生物がほとんど生息していない為、川に 流れ着いた草木の葉や枝を微生物が分解 しません。

これによって、葉や枝に含まれる タンニンの色素が川に溶け出し、 その色が赤い為、川が赤くなる ようです。全ての川が赤いわけでは 無い為、下流に行けば濁って泥水に なるようです!!

【白い砂地について】

白い砂地はテプイ断層が雨で削られ、 その削られた砂利が滝から下流へ 流れ落ち、川周辺に集まる事が原因 のようです。

綺麗な白い砂地も自然が何万年も かけて作り上げた遺産の1つですね。 小さなこと1つとっても深い歴史が あり、【チリビケテ国立公園】の 神秘に魅了されてなりません!!

何万年もかけて出来た天然の砂地は 砂と言えどもとても貴重な遺産です。

チリビケテ国立公園の観光は出来るのか?

【チリビテケ国立公園】中心部

【チリビケテ国立公園】への観光は 現時点で不可能です。恐らく今後も 観光として訪れる事は出来ないと 思います。

理由は中に住んでいる先住民の生活を 保護する観点から、一般人の立ち入りを 禁止しているようです。

【チリビケテ国立公園】の中の住民は 非接触民として現代とかけ離れて生活 している為、当然文化から取り残されて います。

現代の人間が入ると彼らの生活や文化を 崩壊しかねない為、厳重に管理されて いるようです。

このような文化を守る為に【チリビケテ 国立公園】は厳重に管理されており、 立ち入りは原則不可となっている みたいです。

【チリビケテ国立公園】の入り口

入り口付近には可能性が0では ありません。あくまで可能性の話し なので基本不可能と思って読んで ください。

【チリビケテ国立公園】に一番近い 町はカラマールやと呼ばれる場所です。 ヘリコプターで空撮したTBSはこの 町から出発したそうですね。 空撮するだけでも許可が必要で 一般的には不可能です。

その他に、最も近い村があります。 その場所が【アララクアラ村】です。 上記に示した手形の壁画が残って いる地域が【アララクアラ村】です

恐らくカラマールを経由した訪れる しか方法が無いかもしれません。

 

この村は数年前まで反政府ゲリラの 拠点だった為、簡単に入る事は 出来ないと思います。 TBSの職員は指紋まで取られて いました。 現地と先住民が許可すれば歩いて 近くの壁画を見る事が出来るかも しれません。

とはいっても、非常に危険な地域 なので、趣味で訪れる場所では ありません!!

結果的には行くべきでないという のが結論です!!

【チリビケテ国立公園】へ一般人が 訪れるにはそもそも道も無いんで、 行く方法訪れる方法もありません。 お金持ちなら可能性あるかも しれませんが結局許可が下りない ですね!!

TBSが撮影を許可された理由が気になる方は次ページへ

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