【衝撃ファイル】ヘラクラフツ殺人事件の犯人と内容をネタバレ。

みなさんこんにちは。

2022年3月29日の【衝撃ファイル】で、ヘラクラフツ殺人事件が取り上げられます。ヘラクラフツ殺人事件てなんなのか、犯人は誰なのか調べました。

  1. ヘラクラフツ殺人事件のネタバレ
  2. 犯人のリチャードとは誰か
  3. 被害者のヘラとは誰か
  4. ヘラクラフツ殺人事件の詳細
  5. リチャード・クラフツの現在

これらについて確認します。

目次

ヘラクラフツ殺人事件のネタバレ

  • 1986年にアメリカコネチカット州で発生
  • ヘラクラフトが仕事から帰宅後に行方不明
  • 夫のリチャードクラフツが逮捕
  • ヘラが見つからないまま有罪判決
  • リチャードは50年間服役

ヘルクラフツ殺人事件とは1986年にアメリカコネチカット州で発生しました。

この事件はパイロットのリチャードクラフツが妻でフライトアテンダントのヘラクラフツを殺害したとされた事件です。

ヘラは仕事から帰宅後、行方不明になり、亡くなったか分からない状況のまま、夫のリチャードが逮捕され服役した。

ヘラが遺体として見つかっていないにも関わらず、殺人事件犯人として有罪となった事件です。リチャード・クラフトは1989年11月に懲役50年で服役した。

犯人のリチャードとは誰か

1986年当時、36歳だったリチャード・クラフトはイースタンエアラインのパイロットをしていました。

当時妻のヘラと3人の子供とコネチカット州のニュータウンで生活していました。周りの人からは短気で怒りっぽいという評判で、不倫を繰り返し、ヘラのことを殴ったこともあったということです。

彼は当時、非常勤の警官をしていました。そのため捜査になかなか入らず、時間がかかりました。

被害者のヘラとは誰か?

ヘラ・クラフツは、1947年デンマーク生まれの女性で、リチャードの妻でした。当時ヘラはパンナムのフライトアテンダントをしていて、子供が3人生まれた後も続けて仕事をしていました。

1986年11月18日、長いフライトから帰国したヘラは、友人に家まで送ってもらいましたが、その後行方不明になりました。

デンマークに住む母親宛に、リチャードと離婚したいと手紙を送っていました。

ヘラ・クラフツ殺人事件の詳細

  • リチャードとヘラの出会いや結婚について
  • ヘラの失踪について
  • 事件はどのように発生した?
  • 証拠や犯行内容は?
  • 逮捕までの詳細
  • なぜ犯行に及んだのか

リチャードとヘラの出会いと結婚について

二人は1979年に結婚しています。

ふたりとも航空会社に勤めていましたが、リチャードはイースタンエアで、ヘラはパンナムに勤めていました。

会社の中で知り合ったというより、空港などで知り合ったと考えた方が無難なようです。

当時、リチャードは不倫問題がありました。探偵に写真を撮られており、その相手もフライトアテンダントだったことから、職場の女性に声をかけていたと見られます。

写真からはリチャードが別の客室乗務員とキスをしている写真が収められたと言われています。

ヘラの失踪について

当時、ヘラは西ドイツへフライトをしており、仕事が終わると友人に言えまで送ってもらいました。

しかし、それ以降ヘラの姿は確認されておらず、いきなり失踪したという不可解な状況となっていたそうです。

夫のリチャードはヘラの友人から詳細を尋ねられると、『母の家にいった』、『知らない』、『旅行中』と色々なウソをついてその場を凌いだ。

しかし、ヘラの周りの人間は夫に凶暴性、暴力性がある事を知っており、不安があったそうです。

事件はどのように発生した?

ヘラは探偵と会って不倫の証拠となる写真を確認しました。

彼女はドイツからのフライト後に自宅でチャードを不倫について問いただし、離婚することを告げたと見られています。

そして、その時ヘラは殺害されたようです。どうやら激怒したリチャードに何か硬いもので2度殴られて倒れたと思われます。

証拠や犯行内容は?

リチャードはヘラ殺害後、直前に購入していた業務用の冷凍庫の中に彼女を入れて固め、電動のこぎりで切断し、それを借りてきていた業務用のウッドチッパーで粉砕しました。

そして、その残りをウッドチッパーと共に川に捨てたとされています。

当時、夜中の3時半に男がウッドチッパーを捨てているのを見た人がいて、その河岸に調べた時にヘラ宛の手紙が数個のウッドチッパーとともに見つかっています。

それからダイバーが川を捜索し、電動のこぎりとウッドチッパーを発見しました。

それを検証した結果、電動のこぎりのシリアルナンバーが切り取られており、それを復旧させてナンバーが保証書にある名前リチャード・クラフツと一致していることをつきとめました。

その電動のこぎりには人の髪の毛がついており、その髪の毛がヘラのものであると鑑定の結果わかっています。

さらに、ウッドチップを丁寧に探した結果、85g分の人の皮膚や、骨の一部が見つかりました。さらに、治療した歯のクラウンが見つかりました。

ヘラの過去の歯の治療歴を比べると、全く同じ人であると証明できました。

また、ヘラが倒れたとされるベッドのわきに長細く10cmくらい血痕も発見されたと言われています。

逮捕までの詳細

リチャードは嘘発見器も無事にパスしていて、それを証拠にして無罪であると言い続けていました。しかしリチャードの供述が二転三転しており、信頼性に欠けると判断されていたようです。

またリチャードのクレジットカードを見ると、直前に冷凍庫を購入していましたがそれが家にはないこと、電動のこぎりを購入していたこと、ウッドチッパーをレンタルしていたことなどがわかりました。

また、新しかったはずのベッドルームのカーペットが切り取られており、子供のナニーがその場所に大きな黒いシミがあったことを目撃していました。

それが血液だったのではないかと考えられています。

ちょうど洗濯したばかりのバスタオルがあり、それの血液鑑定をしたところ、血を吸い込んだと思われる結果が出ました。またヘラが着ていたとみられる青い夜着の破片も見つかっています。

あとは歯のクラウンがヘラのものであると法医学者に認定されたことなどから、逮捕になりました。また、本人は完全犯罪と信じ込んでいたため、嘘発見器に引っかからなかったと見られています。

なぜ犯行に及んだのか?

以前からヘラは結婚生活が幸せではないと話していました。リチャードが暴力を振るったり、不倫を何度もしていたと知っていたからです。

ヘラがいなくなる直前にはすでにヘラは離婚弁護士とも会い、探偵を雇い、リチャードの不倫の証拠を手にしていました。

周りの友達には、「何か自分に起こったら、それは事故じゃないから、覚えておいて。」と言っていたということで、離婚する際にリチャードが暴れるのではないかと不安に思っていたようです。

デンマークに住む母親にも、離婚することを手紙を送って知らせていました。

探偵に証拠を見せられたことで、離婚をすることを決めて、リチャードに話したことから激怒されてこうなったと考えられています。

リチャード・クラフツの現在

  • リチャードの現在は?
  • 早く刑務所を出た理由

リチャード・クラフツは、1987年1月から刑務所に入れられて、1989年11月に懲役50年という判決が降りていました。

現在何をしているのか?

リチャード・クラフツは32年間刑務所に収容されていましたが、2020年1月に完全に自由になる前のトライアルということで、退役兵のためのホームレス・シェルターに移動しました。

2020年6月に完全に自由の身になりました。どうやらコネチカット州外の家族に引き取られてそこで生活したと言われています。

今年84歳になるリチャード・クラフツですが、元気で家族と過ごしているようです。

リチャード・クラフツが刑務所を早く出た理由

実際にリチャード・クラフツの刑が50年間の懲役刑というのは、このような殺人事件では現代のアメリカと比べると、相当軽い判決です。

そして、当時の法律では長い懲役刑は就役者の行いに合わせて短くなるとなっていました。そのため、現代では考えられないことですが、32年で刑務所を出たわけです。

中では、比較的行いがよかったことや、仕事をよくしたことなどが認められたようです。しかし、長い刑期の間には、密売品を刑務所の監房に隠していたことで罰を受けたこともありました。

そしてもし今の法律だったら、決してこの長さで出所することはなかったとコネチカット州の刑務所広報が話していました。

クラフツは、最もセキュリティが厳しくない刑務所に入れられており、社会的な危険はほとんどないとみなされていました。

この殺害した後の残虐さなども今の法律では考慮されて、非常に重くなりますが、昔は刑が軽かったのですね。

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まとめ

  • ヘラ・クラフツは夫のリチャード・クラフトに殺害された
  • 死体は電気のこぎりでバラバラにされ、その後ウッドチッパーで粉砕されて川に捨てられた
  • リチャード・クラフツは懲役50年の判決を受ける
  • コネチカットではじめて死体がない状況で有罪になった事件
  • リチャード・クラフトは32年間刑務所に入り、今は開放されている

日本の法律でも、死刑に対しては少し緩く感じますね。昔の法律は新しくした方が、時代にあったものになって良いのではないかと思います。

 
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