2021年8月6日にバルセロナのリオネルメッシ選手が退団すると発表されました。
理由は年俸とリーガ規約を満たす事が出来ないからという事。
分からない人の為にリーガ規約について簡単に紹介し、なぜ退団になったのか説明してみます。
メッシ退団理由やリーガ規約とは?
メッシ退団は大きく3つの理由があります。
①メッシ個人の年俸が高い
②バルセロナ選手全体の年俸が高い
③リーガ規約に違反している。
これらについて、リーガ規約と年俸がどのように関与していたか説明していきます。
メッシの年俸について
リオネルメッシは4年間で約700億円の契約していたと公表されました。
年俸にして175億円です。
この巨額な年俸設定がメッシの契約更新の足枷になりました。
それにしても凄い額ですね。正直想像していた額の10倍くらい高かったです。
この金額をバルセロナが支払うには当然収入が必要でありこれが今回のポイントです。
今回、この年俸を50%OFFで契約する事が個人合意されていましたが、リーガの規定により実現できない状況となりそうです。
50%OFFなのに契約出来ないのはなぜ?と思う人もいるでしょう。
理由をこれから説明します。
【メッシ退団】リーガ規約のチームコスト制限とは

バルセロナが所属するリーガエスパニョーラは独自のルールである『チームコスト制限』を儲けています。
このルールを簡単に説明します。
チームにおける選手やスタッフの給与や獲得費用といった総合的な経費は各クラブで定められています。この金額は予算や収支、返済金額などを基準に算出されています。
つまり、バルセロナに課せられた基準金額をオーバーしてはいけませんということ。
しかい、バルセロナは全ての選手の年俸が高すぎてこれを守る事が出来なくなっている現状があります。
この結果、ルールに違反したからメッシと契約延長出来ない事になりそうです。
なんで、バルセロナはそんな状況になっているのかを次に紹介します。
コロナ禍が与える経済影響

バルセロナ自体が負債の多いチームでありましたが、今までどうにかやってこれたのは収入源も大きかったから返済出来ていた点にあります。
しかし、近年コロナ禍の影響でスタジアムに観客を入れる事が出来なくなりました。
つまり、バルセロナの収入源である観客収入が激減しました。
そうなると問題なのは上記に記載した『予算』、『収入』、『返済額』のバランスです。
当然収入が減るので今までの返済が出来なくなります。
こうなるとチームは経営を維持できなくなります。それなのに高額な年俸の選手を獲得したり、高額な選手と契約延長しちゃダメという指摘が入っているのです!
メッシが50%の年俸カットを承諾したとしても、バルセロナには世界有数の選手が沢山いて、その選手の年俸も非常に高額です。
メッシ契約の為に他選手放出か?
メッシをチームに留めたいとなれば、チームは誰かを放出してチーム内の収支バランスを取る必要があります。
そこで現在ウワサされるのが、『お金払うから出て行ってくれ』と高額な年俸をもらう選手へお願いしてるという事。
これによって、選手の年俸が削減でき、メッシの年俸も50%OFFに出来れば収支バランスが取れて、リーガ規約を満たせるという事のようです。
しかし、サッカーは11人で実施するもので、メッシ1人の為に主力を放出するのかという懸念は当然あり、選手へのリスペクトに欠ける点からも、恐らく対応出来ないと私は思います。
恐らくバルセロナはコロナ禍を理由に情状酌量をリーガに求めていると推測できますが、各チームが同条件の為、受け入れられないと思います。
これによって、スペインリーグの勢力図が一気に変わるかもしれませんね。
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メッシ退団理由のリーガ規約やバルセロナの負債と年俸のまとめ
2021年8月6日にバルセロナのリオネルメッシ選手が退団すると発表されました。理由が分からない人の為にリーガ規約について簡単に紹介し、なぜ退団になったのか説明してみます。
【メッシ退団理由の原因は?】
①メッシ個人の年俸が高い
②バルセロナ選手全体の年俸が高い
③リーガ規約に違反している。
問題となるのは上記3つである
【メッシの年俸について】
年俸175億円と推定。今回の契約で50%OFFで個人合意していた。
【リーガ規約のチームコスト制限とは】
収支バランスが悪く、返済に影響するような契約はやってはいけませんという事。
【コロナ禍が与える経済影響】
もともと負債が多いチーム。無観客による収入激減によって経営が悪化。収支バランスが悪くなり契約出来なくなる。
【メッシ契約の為に他選手放出か?】
メッシと契約する為には他の選手を売却、放出して収支バランスを保つ必要がある。バルセロナは他の選手も年俸が高い!
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