乗鞍岳のクマ事件の原因は?被害者の現在は?【極限ミステリー】

みなさんこんにちは。

2022年9月14日の「ワールド極限ミステリー」で、観光地で10人の人がクマに次々と襲われながらも、死者を出さずに生存したという話が取り上げられます。

この事件は『乗鞍岳のクマ事件』と呼ばれています。

この事件はなぜ発生したのか、そして、被害者の10人の現在について確認しました。。

  1. 乗鞍岳のクマ事件の概要
  2. 乗鞍岳のクマ事件はなぜ発生した?
  3. 乗鞍岳のクマ事件の詳細
  4. 被害者の現在

これらを確認します。

※この記事は極限ミステリーの内容と一致しない可能性があります!

目次

乗鞍岳のクマ事件の概要

  • 事件日:2009年9月19日午後2時20分頃
  • 場所:乗鞍岳(のりくらだけ)
  • 被害者:観光客10人
  • 原因:クマの襲撃
  • 結果:命に別状無しも重症多数
  • 熊:射殺

連休中で、畳平バスターミナルエリアでは観光客が1000人以上来ていました。野生のツキノワグマが観光客を襲撃して、止めに入った地元の人たちなど10人が重軽傷を負った事件です。

事件が発生してから3時間40分後の午後6時に高山猟友会のメンバー4人によってクマは射殺されています。クマの大きさは130cm、体重67kg、年齢21歳、オスでした!

乗鞍岳のクマ事件はなぜ発生した?

クマが人里に降りてくるときは、メスが子供を産んでその食べ物を探して降りてくることが多いですが、この事件の場合はオスであり違いました。

クマは人里に来た時から異常に興奮しており、多分山の途中で人間に出会い、その相手が驚いて声を上げたため、それに興奮して人間を敵だとみなした可能性が高いということです。

元々ツキノワグマは、性格が大人しく、人間を怖がって、よほどのことがないと人間を襲うほど興奮することはないそうです。

しかしこの時のツキノワグマは、落ち着きがなく、非常に興奮して完全に人間を敵と見做していたということです。

乗鞍岳のクマ事件の詳細

出展:wiki

この事件では、3人が重傷、7人の人が軽傷を負いましたが、幸いなことに死者はいませんでした。現在判明している被害状況は7名です!

  • A:観光客の68歳の男性
  • B:女性登山客
  • C:66歳の男性登山客
  • D:銀嶺荘のオーナー
  • E:銀嶺荘の職員
  • F:銀嶺荘のオーナーの息子
  • G:バスターミナルで働く職員

被害者が多い為、それぞれをアルファベットで定義して、一人ずつ詳細を見ていきます。

A:観光客68歳の男性

乗鞍岳に属する魔王岳で妻と写真を撮っていた男性Aさんは、クマが中腹からすごい勢いで降りてくるのを見ます。

クマを見て、Aさんは逃げようとしますが、クマに肩から腹にかけてと、左膝を引っ掻き重傷を負いました。

B:女性登山客

クマは登山道に移動して、そこにいたBさんを襲います。周りにいた観光客は石を投げてBさんを助けようとしますが、クマは興奮していて無理でした。

C:66歳の男性登山客

CさんはBさんを助けようとして、持っていた杖でクマを殴りました。しかしそのためクマはターゲットをCさんに変更して攻撃しました。

Cさんは顔をクマに殴られて、右目と歯を失う重傷を負いました。さらに、顔や頭の骨を骨折していたため、手術を受けました。

DEF:銀嶺荘のオーナー・職員・息子

出展:http://www.hida-norikura.com

畳平バスターミナルの隣にある宿泊施設「銀嶺荘」のオーナーのDさんは、クマが攻撃し出すと凄惨なことになることを知っていたと話します。

当時、クマが出たことを聞くと、観光客にツアーの人はバスの中へ、それ以外は周りの建物の中に入るように周辺のお客へ避難指示を出しました。

クマが人を襲っているところを目にしたDさんと、銀嶺荘の職員のEさんはクマの近くまでいき、音を立ててクマの気を逸らそうとしましたが、クマは余計に興奮して、ターゲットをEさんに変更して襲い掛かります。

Dさんはさらに音を立てたところ、次にクマはDさんへターゲットを変更して襲い掛かりました

それに気づいたDさんの息子のFさんが父親を助けようとしてクマを蹴り付け反撃。

クマがFさんに反撃しようとした瞬間に、警備員が車を運転してクマとFさんの間に入ってきたのでFさんは助かりました。

Dさんも救出はされたものの、120針縫う重傷を負いました。

G:バスターミナルで働く職員

出展:wiki

当時、避難者が来ることを予想して、バスターミナルのシャッターは降ろしていませんでした。

しかし、その結果クマがバスターミナルの建物の中に入ってきて、避難していた100人を襲い始めます。

そこにいたバスの運転手の女性は左耳に噛みつかれ重傷を負いました。それを助けようとした人たちも怪我をしています。

バスターミナルで働く職員Gは、観光客から渡された消火器を持ってクマに近づき、勢いよく泡を噴出させました。

それに驚いたクマは食堂の横にあった土産物店に逃げ込み、それを見てGさんは土産物店と食堂の間にあるシャッターを閉めて、クマを土産物店内に閉じ込めることに成功しました。

猟友会を待つことになりました。

クマの最後

熊は最終的に猟友会到着後、射殺されています。

自然界の生き物で可哀想ではありますが被害が大きかっただけに致し方なかったと思われます!

被害者の現在はどうなったのか・・・

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