2021年12月27日に【古代文明ミステリー たけしの新・世界七不思議大百科】で叫ぶミイラが紹介されます。ミイラといえば安らかな表情で眠っている印象がありますが、どうも今回は違うようですね。
そこで今回は「叫ぶミイラ」について調べてみました。
- 叫ぶミイラとは?誰のミイラ?
- 発見された背景は?
- CT画像からミイラの謎を解明!
今回はこちらについて紹介します。
※番組放送前の記事のため放送内容と異なることがあります。
叫ぶミイラは誰?

- エジプト史上最もミステリアスなミイラ
- 普段は一般公開されていない
- 口を大きく開けて苦悶の表情を浮かべている
- 「名無しのE」や「正体不明の男E」と呼ばれていた
- ペンタウアー王子のミイラ
- ペンタウアー王子はファラオ・ラムセス3世の息子
エジプトのカイロ博物館の地下収蔵庫に、エジプト史上で最もミステリアスなミイラと呼ばれる「叫ぶミイラ」があります。
伝説のファラオ・ラムセス3世のミイラと同じ墓から発見され、DNA鑑定などの結果から息子であるペンタウアー王子のミイラと判明しているようです。
どうもこのミイラは、発見されたときの状態など他のミイラと違う点が表情以外にもあるそうです。
ミイラ自体が謎の多いもののようですが、その中でもこのミイラは特にミステリアスな存在です。
ミイラは表情なども良く伝わるため、この画像を初めて見たときはインパクトが強くてただ驚くばかりでした。
発見された背景は?
- 1881年に発見
- 王族だった事実がある
- 遺体への正式な処理はされていない
- わざと粗末な扱いをされている
1881年、エジプトのルクソールで古代エジプトの王墓が発見されました。
いくつか王族のミイラが安置されていましたが、そこにあった「奇妙なミイラ」が叫ぶミイラです。
正式な防腐処理がされていなかったり、乾燥剤として使われていた鉱物に簡単に漬けられて粗末な羊皮に包まれていただけだったり、など明らかに王族のミイラの扱いではありません。
そのうえ、古代エジプトでは、羊皮は不浄とされているそうです。「うっかり」の扱いではないですよね。
叫ぶミイラの過去とは?

記録によると、そのミイラであるペンタウアー王子は父親であるラムセス3世の暗殺を計画したとして処刑されたようです。
ミイラの苦悶の表情は、絞殺刑で窒息させられたからではないかといわれていますが実際のところははっきりしていません。
王子も処刑されずに一生を終えていたら、遺体の扱いも違ったのでしょうか。ミイラの状態からこんなところまでわかるなんて驚きですね。
劣化してはいるものの、これだけの時間を超えても表情を伝えることができるミイラは、これまでどんな景色を見てきたのでしょうか。
想像するだけでも楽しそうです。
今回取り上げたもの以外にも同じように叫ぶミイラがあるそうなので、個人的にはそちらの背景も気になりました。
共通点があるのかないのかなども興味深いところです。
ミイラのCT画像は?
まだ番組放送前なのでCT画像は公開されていませんでした。
ミイラのCT画像検査って歴史を解き明かす科学的な確認で凄く興味ありますよね。
どんな結果になるのかきになります。
番組放送後に追記していこうと思います!
まとめ
今回は、【古代文明ミステリー たけしの新・世界七不思議大百科】で叫ぶミイラが紹介されたので、詳細を確認しました。
- ミイラの主はラムセス3世の息子、ペンタウアー王子
- 王族に見合わない雑な扱いのミイラ
- 苦悶の表情と扱いの雑さは首を絞められて死んだからだといわれている
今後もミイラから新しい歴史が確認出来たら楽しいですね!
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