近年声優がテレビに多く出演するようになり、関智一さんも今まで以上に有名になりました。関智一さんといえば、国民的アニメドラえもんの【スネ夫役】や大人気アニメ鬼滅の刃の【不死川実弥約】など日本を代表するキャラクターを務めており、天才声優として言われています。
関智一さんは特徴の違う数多くのキャラクターを演じており、業界の大御所である三ツ矢雄二さんは、『男の日本の声優界は関智一と山寺宏一がいればできちゃうんじゃない』と言うほど、日本トップの声優です。
そんな関智一さんは番組内で1人15役演じるカメレオン声優として注目されていますが、なぜ特徴の異なるキャラクターを多く演じる事が出来るのでしょうか?
今日は、関智一さんが1人で15キャラ演じる事が出来る秘密や声帯の特徴について確認していこうと思います。
関智一が1人15キャラ演じれる理由は?

関智一さんが複数のキャラクターを自在に操れるのはもしかすると若手の時に取り組んでいたボイスサンプル作りの影響が大きいのかもしれません。
昔は個人が自腹でスタジオを借りてボイスサンプルを作っていたそうです。
その時、これは昔ならではかもしれませんが【1人で何役も出来る事が素晴らしい】という風潮や思い込みがあったようで、関智一さんはかなりの数のキャラクタを演じてボイスサンプルを作っていたそうです。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=B8cbcPCLFfg
ご本人もこれではボイスサンプルにはならないと話していましたが、恐らく昔から複数のキャラクターを演じる事に意識がありトレーニングを重ねてきたことで演じるキャラクターが増えてきたのだと思います。
また、これは余談ですが、複数キャラクターを自在に操る事で『天才関智一』と言われていますがこれを言い始めたのはご本人。
実は『天才』というワードは、本人が40歳を過ぎて『自称天才』言い出し、知らないうちに『自称』が抜けて『天才関智一』と広まったそうです(笑)
関智一の声帯の秘密とは?

基本的に人間は大人になり地声が固まってきます。所説ありますが、身長の高い人は声帯が長く、低い声が出て、身長の低い人は声帯が短く高い声が出ると言われています。
例えば歌手の方は主に地声、裏声、ミックスボイスと合わせて歌を歌いますが、声優も基本的には同じだと思います。
要はどれだけこの3種類を細かく操れるかと言う事です。
基本的に声は筋肉の動作なので、地声を出す為の筋肉と裏声を出す為の筋肉を自由にコントロール出来る事であらゆる音を実現できるようになります。
色々な音の異なるキャラクターの声を操れる事が出来る関智一さんは、歌手と一緒でこの声帯の筋肉を扱うのが非常に上手であると考えられます。
それを裏付ける事の1つに、よく声優さんが歌手として活動していますよね?
それは、声帯の筋肉を自由にコントロールできるからです。もちろん音感の有無で活躍できるかは変わってきますが、声優さんで歌が上手い人が多い理由はこれが理由だと思います。
関智一と山寺宏一コラボ企画
冒頭で『男の日本の声優界は関智一と山寺宏一がいればできちゃうんじゃない』というお話をしました。
今回それを実現した動画がありますのでご紹介します。これは、山寺宏一さんと関智一さんが共演して2人で10役演じたオリジナル動画です。
この2人が共演とか贅沢すぎますね。オリジナルの桃太郎を2人で演じている為、是非みてください。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=NaXxicIpTTw
この2人なら本当にどんなキャラでも出来そうな気がしますね。
これからも色々な企画楽しみにしています。
まとめ
【教えてもらう前と後】で声優の関智一さんが出演し、1人で15キャラクターを熱演しました。
そんな関智一さんが何故1人で特徴の異なるキャラクターを15役演じる事が出来るのか、その理由や関智一さん声帯について調べてみました。
まず、複数のキャラクターを演じる事が出来る理由の1つが、20代の時のボイスサンプル作成です。
当時は複数のキャラクターを演じる事が素晴らしいという風潮がって、当時から幅広いキャラクターのトレーニングをしていたようです。
また、音の違う複数のキャラクターを演じるには、地声と裏声のの筋肉を自在に操れるようになる必要があります。
恐らく、当時から自然と地声と裏声のコントロールをトレーニングしていたから自在に様々な声を出せるようになったのだと思いました。
これからも天才関智一さんのキャラクター楽しみにしたいと思います。
※ちなみに私はスネ夫好きです(笑)
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