2022年8月23日の「世界が騒然!本当にあった㊙︎衝撃ファイル」で、カリフォルニアでシェフをしていた男の妻が失踪するという事件がありました。
天才シェフとして有名だった旦那が妻を殺害。遺体を隠すために『妻を煮込んだ』と言われるこの事件について確認していこうと思います。
そこでこの事件について調べてみました。
- 天才シェフ デビッドの妻 ドーンの事件のネタバレ
- 天才シェフ デビッドの妻 ドーンの事件はどういう事件だったのか
- 現在のデビッドは?
これらを確認します。
ドーン失踪事件のネタバレ(概要)
事件が起きた日:2009年10月18日
場所:カリフォルニア州ロミタ
被害者:天才シェフ デビッドヴィエンズの妻ドーン
犯人:夫のシェフ デビッドヴィエンズ
殺害方法:ガムテープで口を塞ぎ、手と足を動けないように縛って翌朝まで放置。
2009年10月18日、カリフォルニア州ロミタでレストラン「タイム コンテンポラリーカフェ」を経営していた有名人シェフ デビッドヴィエンズは、妻のドーンと喧嘩になりました。
彼は喧嘩後、ベッドに行く前に妻の口をガムテープで塞ぎ、手と足を縛って放置しました。
コチラの画像はデビッドのレストラン「タイム コンテンポラリーカフェ」です。翌朝、起きて彼女を確認したら、妻の体は冷たくなっており亡くなっている事が判明しました。
隠ぺいする為に遺体を煮込んでゴミ袋にすてるという意外な方法で殺害を隠ぺいしたしたという珍しい事件です。
それでは詳しく見ていきましょう!
デビッド(天才シェフ)のドーン殺害隠蔽事件の詳細

Dawn Viens
デビッドヴェインズ(49)は、カリフォルニア州ロミタで「タイムコンテンポラリーカフェ」を経営する天才と言われる有名なシェフでした。
2009年10月18日にデビッドはカリフォルニアピザキッチンのピザを妻のドーン(39)と一緒に食べた後、友達と飲みに出かけました。
【事件の流れ①】
- デビッドは夜12時に帰宅
- ドーンはコカイン入手の為外出
- デビッドとドーンが喧嘩
- ドーンを拘束して放置
- ドーン死亡
デビッドが帰ってきたのは夜0時半。その時まだドーンは帰ってきていませんでした。彼女はコカインを手に入れるために出かけていたと言われいます。
帰ってきてから、ドーンはドラッグのためにハイになっていて、二人は喧嘩を始めました。
デビッドはドーンが彼のお金を盗んだと思ったようです。
そしてデビッドは眠くなりましたが、ドーンは薬の影響でがうるさく叫ぶので、彼女の口をガムテープで塞ぎ、手と足を動けないように縛ってから眠りました。
翌朝、起きてみるとドーンは死亡していました。
妻の遺体隠蔽

デビッドは、妻が冷たくなっているのに気づくとパニックになったといいます。
彼は、自分が殺人犯になる事を恐れて妻が亡くなった事実の隠ぺい工作をします。
【隠ぺい工作】
妻を沸騰したお湯に入れて4日間煮込み、残りかすをゴミと一緒に出した!
47kgのドーンを煮るのに必要なお湯208リットルを用意して、ドーンを頭を下にして大きな鍋に入れました。
そのまま4日間煮込んだと言われています。煮込んで出た脂分を捨て頭蓋骨以外の部分を他の料理のゴミと合わせて捨てました。煮込んだのは証拠を消すためだったということです。
全然パニックになってないですよね。奥さんの体重を換算してお湯の量を考えたり、証拠を消そうと思ったり、落ち着いてると思います。
骨は煮込んでも形状から判明する可能性がある為、頭蓋骨だけは所持しており、実家の屋根裏に隠していました。
デビッド(夫)の逮捕
2011年になると警察はデビッドを犯人だと疑い始めました。
彼は自分に疑いの目がある事を察知して、逃走します。車で警察に追い詰められ、無謀にも近くのランチョロスヴェルドスの2500mの高台から飛び降りました。
デビッドは助かって病院に収容され、警察に何が起きたかを白状しました。彼はこの自殺未遂で車椅子を必要とする身体になりました。
デビッドとドーンの関係性
デビッドは以前にも妻のドーンを縛って動けなくさせたことがあったようです。
この拘束には理由があり、それは彼女が外に出かけて飲んだりドラッグができないようにするためだったといいます。
妻の友人によると、ドーンはデビッドがあまりにも彼女をコントロールするので離婚するつもりで家を出る予定だったということです。
そしてお金を近所の人に渡して貯めておいてくれと頼んでいたのです。逃げ出した時に持っていくつもりで預けていたのです。
デビッドは計画殺人だった!?

デビッドの友人は、デビッドが「あのビッチを殺す」と話していたことを証言しています。また、ドーンの友人は彼女が旦那に首を何度も絞められていたという話を聞いていました。
そして、デビッドと前妻の間に授かった3人の子供の一人である娘ジャクリーンも法廷で証言しました。
彼女の父親は、ドーンを始末したことを涙ながらにジャクリーンに語り、ドーンの携帯からドーンの友人たちにテキストを送ってくれるように頼みました。
ジャクリーンは「元気でフロリダにいる」と書いて送った後、父親のために携帯を捨てたと話しました。
ドーンとジャクリーンの関係
デビッドとドーンには子供がいなかったことから、ドーンはジャクリーンを自分の子供のように扱ってくれ、ジャクリーンもドーンが好きだったと話しています。
好きだった分、デビッドの隠ぺい工作に使われてしまったことは非常に悲しい状況ですね!
本人は無罪を主張する
デビッドは法廷で、「自分は殺していないし、茹でてもいない」と主張!
彼は自殺未遂を図ったことを「自殺未遂じゃなくて事故だった。殺したなんて言っていない」と話していて、飛び降りた後に病院で証言したことを無かったことにしようとしました。
しかし、彼の当時の証言は録音されており、言い逃れできない状況となりました。テレビのリポーターがデビッドが捕まる前にしたインタビューにも記録が残っていました。
デビッドはその時、「妻を愛していた。元気でいてほしいと思っている」と過去形で話をしていることにリポーターが気づき、疑いを抱き、この話も証拠の1つとされているようです。
デビッドの過去
- 1993年1回目の結婚
- マリファナを売って逮捕
- ドーンと出会う
- 再びマリファナで逮捕
- 司法取引により1年で刑期終了
デビッドヴェインはの結婚歴は2回あり、ドーンは2回目の相手でした。
1993年に1回目の結婚をしていた時、すでにマリファナを売って逮捕されていました。そしてドーンと知り合ってからフロリダに住み、そこでもマリファナを売って逮捕されました。
その時には売人の情報を警察に渡すことで、1年の獄中生活で終わらせていました。また、ジャクリーンによると、ドーンとデビッドはコカインを一緒にやっていたこともあるそうです。
デビッドの愛人
- キャシーと愛人関係
- キャシーは娘より3歳年上の若い女性
- キャシーはレストランを手伝った
デビッドはドーン殺害後、誰かレストランを助けてくれる人が必要だと思い若いキャシーという女性を雇いました。
彼女は自分の娘であるジャクリーンより3歳年上のとても若い女性でした。
キャシーはドーンの代わりにレストランで必要な仕事をして、デビッドを助け、またプライベートでは愛人となりデビッドを助けました。
ジャクリーンはドーンが好きだったので、なぜ父親がキャシーと一緒にいるのか理解できませんでした。
デビッドはドーンを愛していた?
このような状況にも関わらず、デビッドは裁判でドーンへの愛を語っています!
ドーンとは17年間一緒にいた。
彼女を殺すつもりはなかったし、落ち着かせるために縛っても、今まで何も起きなかった。
今回は彼女が叫んでいたので口を塞いだことで死んでしまった。
ドーンを自分以上に愛した人間はいない。
殺害してるので、愛を語るのも偽りではないのかと疑ってしまいますが、17年間一緒にいたということは、それなりに愛情は本当だったのかもしれません。
その理由として、ドーンの妹は最終公判で、「私にとってデビッドは父親のような存在で、愛していた。しかし、この事件が起きてから自分の人生も完全に変わってしまった」と語っていました。
ドーンの妹だけでなく兄も、デビッドと関係が良かったので、とてもショックを受けていたということです。
この言葉からもドーンの親族からも愛されていた事はよくわかります。
犯人デビッドの現在は?以外な判決!
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