みなさんこんにちは。
2022年12月28日の「世界の何だコレ!?ミステリー」で、府中3億円事件の18年後に起こった有楽町3億円事件を解決するのに大きな力を発揮した鑑識官・塚本宇兵が取り上げられます。
そこで、彼は一体どんな人だったのか、画像や経歴、何者なのかについて調べてみました。
- 塚本宇兵のwiki経歴や画像は?
- 有楽町3億円事件を解決した方法は?
これらを確認します。
塚本宇兵のwiki経歴や画像は?

塚本さんは、1968年の府中3億円事件の時にも指紋係として仕事をされていました。
その時には解決できなかったことを「もう少し早くに指紋を採取させてもらえてれば…」と後悔していたそうです。その当時は、指紋鑑識官の地位が低く、事件が起きてから4年後まで活動できなかったのだそうです。
4年後とか、指紋とってもあんまり意味がないだろうと思ってしまいます。
しかし、1986年の府中で強奪された3億3千万円の事件の時は塚本さんの捜査の結果、犯人は逮捕されました。
それでは、塚本さんの経歴を見てみましょう。
塚本宇兵 (つかもと うへい)
年齢:86歳
生年月日:1936年(昭和11年)月日は不明
出身地:茨城県
1951年に警視庁巡査に採用される
刑事課を経て、1966年鑑識課指紋係になる
1968年に府中3億円事件が起こる。鑑識課指紋係として出動。
1972年:フィリピン共和国国家警察軍犯罪科学研究所へ犯罪鑑識指導のため派遣される
1974年:帰国後、警視庁鑑識課現場指紋係長になる
1986年:有楽町3億円事件が起こる。指紋係係長として携わる。
1995年:功績により、警察庁指定広域技能指導官に認定される
2001年:警視庁鑑識研究所長を辞し、警察大学校で講師を務める。
その後、(株)日本シークレットサービス主任研究員(民間の殺人事件の犯人を調べたりする仕事)
指紋係っていうのは、やっぱり警察官なんですね。そういうことも知らず、今回初めて知りました。
そりゃあそうですよね、現場に入るわけなので、警察官じゃないと何をしちゃいけないのかわからないですよね。
塚本さんは色々有名な事件を解決するために携わって来られていて、本当に日本のために頑張って来られたのだなと感謝の気持ちが湧きました。
- よど号ハイジャック事件
- オウム事件
他にも多くの殺人事件を解決しています。
塚本さんが有楽町3億円事件の解決の後、言ったことは「自分の仕事をしただけです」とのこと。
この年代の方達はそういう意識を持って働いていた人が多くて、ありがたいと思います。
有楽町3億円事件を解決した方法は?

上記は当時1986年の事件現場の画像です。
その他の古いお札の指紋を調べる(千円札は捨てていった)
造幣局がプライバシーを理由に指紋採取に反対し、造幣局まで赴き採取し、違ったものはその場で破り捨てプライバシーを保護する
そこで造幣局の人と銀行の人の指紋を除いて両方の札に一致した人間が6人いた
指紋自動識別マシンにかけるが一致した人物が出ない
警視庁の捜査1課の刑事だった緒方保範さんたち府中3億円事件の時と同じメンバーが捜査しました。

上記は緒方さんの現在の画像です。
そのアパートの管理をしている不動産会社で、100万円払うので部屋を貸してくれと言ってきた外人のことを聞き出す その人間のパスポートのコピーを手に入れる
そこで札から出た6つの指紋と照合し、一致したものが出た
国際指名手配する
1人は情報漏れを防ぐため、射殺されていた
すごい執念ですね。600万人分の指紋を集めるってどういうことなんでしょう。指紋係の人たちすごい大変だったでしょうね。
府中の3億円事件が未解決で時効になってしまいましたが、第2の3億円事件は解決できてほっとしたでしょうね。
努力がみのり、本当に良かったです。
現在は指紋識別感が捜査一課を入れないようにする権限まで持ち、職務を執行できるようになったので良かったです。
まとめ
今回は、「世界の何だコレ!?ミステリー」で取り上げられる指紋識別官の塚本宇兵さんについて調べてみました。
- 塚本さんは鑑識の人間国宝のような警察庁指定広域技能指導官になっている
- 主犯格の指紋を確定し第二の3億円事件を解明した
- 600万人分の指紋を集めて有楽町3億円事件を解決した
- 引退後も民間の殺人事件の指紋を調べる仕事をしていた
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