2022年1月7日に【みんなの音楽〜ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ】が放送されます。
感動するドラマですがこのストーリーやネタバレを4部構成で公開していこうと思います。
また、作者の瀬尾まいこさんの作品についても紹介していこうと思います!
- 予告&キャストの紹介
- ストーリーのネタバレ
- 出演者のコメント
- 原作者:瀬尾まいこ
今回はこれらについて紹介します↑
※番組放送前なので内容が一部異なる可能性があります!
予告とキャストの紹介
- 千波(土屋太鳳)
- 永居タケル(永山絢斗)
- 父・雅志(仲村トオル)
- 母・桂子(安田成美)
【優しい音楽】ネタバレストーリー
舞台は混雑する江ノ電の駅からスタートします。
見知らぬ清楚系美人の鈴木千波は偶然見駅で見かけた永居タケルに声をかけます。声をかけた千波だったが、その後は困惑して話が続けられなくなりお互いよくわからない状況になる。
タケルは『なぜ』彼女が話しかけてきたのか、それを理解する事が出来なかった。
しかし、千波は翌日もタケルを駅のホームで探していた。
タケルはその光景に『え?ストーカー・・・』、『セールスの勧誘って感じではないけど・・・』などあらゆる憶測を巡らせるのだった。
出会う二人
タケルはそんな彼女に思い切って声をかける事にした。それからは、毎日電車内の10分間の会話を楽しむようになった二人はお互いを少しづつ知り始める。
千波は19歳の女子大生で英文科に通っていた。タケルは23歳で造船所で働く生年だった。
千波はタケルの事を『一目ぼれ』したと話し、彼の年齢が23歳と聞くと『ピッタリ』とあたかも何かと重ね合わせたような印象を口ずさむのだった。
千波とタケルが交際

タケルは千波の事が好きになったのか、デートのへ誘う!
しかし、いざタケルがデートに誘うと『毎日合っているのにデートするのはなぜ?』と聞き返されてしまう。
ここでタケルは千波の事を好きになってしまったと伝える。しかし、千波は『私そんなつもりじゃ・・・』と最初は考え込む。
それでも、タケルと一緒にいたいという気持ちもある千波は付き合う事にした。
恋人同士?
千波とタケルは付き合う事になりお互いの距離が徐々に近くなっていく。
千波はタケルの困ったときの顔や笑い方が好きだった。お互い相手を大切にして居心地のいい空間は作れたが、なぜか濃密と思える時間ではなかった。
千波はガードが固く、なかなかキスすらさせてくれない現状にタケルは少し不満を感じていた。
そんな時、デートで千波が唐突に『私はタケルの味方!』と言い出したり、自分の書道の腕前を伝えるなど、今までにはなかった会話が生まれる。
あまりにも会話に違和感があったのでタケルは『なんか変』と指摘した。
そうすると千波がこういうギャップが『男性を虜にする5つのポイント』と説明。既に付き合っているのに意味ないと思いながら笑うタケルの笑顔に千波は引き込まれる。
千波の誕生日

ある日、千波の誕生日が来た。
毎朝辞書を3冊持ち歩く彼女の姿を見て、重そうだと感じたタケルは、千波へ自宅用の辞書として3冊プレゼンとしたのだ。
この時千波は『昔、兄も大学入学した時に同じように辞書を3冊くれたんだ!』と話し、凄く喜んだ。
お兄さんがいたのかと初めて兄妹について知る事になった。
家族みたいな恋人

誕生日後、お互いの距離は一気に縮まった。
お互いが居心地の良い関係になっていた。こじゃれたデートよりも二人で話す時間、体を触れ合う家の時間が楽しかった。
ある時、タケルの体に湿疹ができた。しかもそれが股間付近だったから面白い。
タケルはそれが恥ずかしくて千波に言い出せず、体の触れ合いを10日も避けていた。千波はそんなタケルを問い詰め湿疹を白状させたのだ。
病院で薬をもらってくると、タケルの湿疹部分に丁寧に薬を塗った。彼女という枠を通り越して、まるで家族のようだった。
いや、家族でもこんな状況にはならないと思う・・・この時二人の間に『恋人って凄い』という感情が一気に出てきたのでしょう。
タケルは薬を塗られた変な恰好のまま『愛してる』と千波へ伝えるのだった(笑)
両親へのあいさつ
タケルは千波の事を大切にしたいが故に、両親への挨拶を提案していた。
しかし、千波は父や母の事を『酒乱』だの、『酒豪』だのと嘘をついて両親への挨拶を拒否し続けていたのだった。
『なぜそこまでした合わせたくないのか・・・』タケルには理解できなかった。
しかし、千波と家族、そして3冊の辞書こそがこの物語のクライマックスに繋がっていく!
交際をして半年、ついにタケルは千波の両親に挨拶をする事になる。千波はあまり乗り気ではなさそうだったが、どことなく何か決心した面持ちだった。
千波の自宅へ訪れ、両親へ挨拶。『はじめまして、永居タケルと申します・・・』
その瞬間、千波の両親は息を飲むように固まるのだった。
兄『誠』の存在

夕食を一緒に食べ、デザートにはケーキを食べる。その時、タケルは両親の眼差しが初めて千波と会った時と同じだと感じた。
そして、タケルはリビングに飾ってある1枚の写真に気が付くと言葉を失ったのだった。
その写真は千波の兄『誠』の物だった。
なんと、タケルの容姿が千波の兄である誠にとそっくりだったのだ。
誠は既に亡くなっているらしい。
タケルは食べていたケーキの味が一気に感じなくなるほど衝撃で、今すぐ家を出たかった。
タケルは苦しくて、悔しくて何に腹を立てているのか分からないほだった。それでも、なぜ最初に千波が交際を拒否し続けていたのかは理解できた。
何故話してくれなかったの?
タケルの疑問は当然だったが、千波はこの事を『聞かれなかったから言わなかった』とタケルに説明。
もちろん、実際は言いたくても言い出せなかった事はタケルも頭では理解していた。
『誠』の面影
衝撃的な1日が過ぎ、翌日もまた駅のホームで千波と会うタケルはどこか吹っ切れた感じだった。
タケルは『いま愛されている』それだけの理由で十分だったのかもしれない。
千波も今までもって歩いてた兄の辞書を自宅へ置き、タケルからプレゼントされた辞書を持ち歩くようになった。
しかし、問題はまだ残っていた。千波の両親がタケルを息子と重ね合わせてしまう事だった。
千波の家に行くと、千波の母親は息子(誠)の好きだった料理を振舞ったがタケルの口には合わなかった。
他にも、千波の父親はタケルを登山へ誘う。まるで息子と出かけているかのような状況だったが、結果として息子じゃない事を認識させる辛さが残った。
フルート
タケル自身も千波の両親の気持ちが苦痛となり、耐えれなくなっていた。
そんな時、タケルは千波の自宅にある兄の写真の前に飾られていたフルートに気が付く。
どうやら、千波の家族は音楽一家で父はギター、母はコーラス、千派はピアノ、兄はフルートだったらし。
しかし、誠が亡くなって以降、家族での演奏はしなくなったと話していた。
そこで、タケルは内緒で安いフルートを購入して練習し始めるのだった。
タケルの誕生日

タケルの誕生日に千波と千派の両親は盛大に祝ってくれた。その誕生パーティーでタケルが一言!
『何か演奏しませんか?』
さすがに戸惑う千波と両親・・・その時タケルはこう語りだす!
僕は千波のお兄さんとは違う。
似てる事は光栄だし、それがとても悲しくも思う。
だけど、僕は千波さんが好きだし、お父さんとお母さんの嬉しそうしてる姿を見るのが嬉しい
今まで誰も兄の誠について話さなかったのだから千派の両親は当然戸惑った。
そんな時にタケルは立て続けにこう話した。
『曲はクラプトンはどうですか?ティアーズインヘブン!』
まだ2,3曲しか引けないんだけどこの曲は千波がたまに口ずさんでいたので!
その言葉に千波の父親はギターを持ち出し、母親は発生練習を始めたのだった。
タケルのフルートはとても演奏できるレベルではなかったけれど、その瞬間、両親の中では
何かが変わった瞬間だった。
誠からタケルへ

誕生日パーティーも終わり、タケルは帰ろうとする。
その時、タケルの帰り際に千波の父親はこう伝えた!
『また来てね。タケル君!』
誠の面影を持つ『タケル』ではなく、一人の千波の恋人の『永居タケル』として認識してもらった瞬間だったに違いない。
帰り道、千波が途中まで送ってくれた。その時千波はこう伝えた。
『素敵な曲だった』
『兄はフルートを吹けなかった。難しくてすぐ辞めたの』
『タケル君は兄とは違うよ。フルートも吹けるしね・・・私はタケル君が大好きだよ』
この瞬間、千波も千波の両親ともタケルと一緒に未来へ進み始めたように感じたのだった!
出演者のコメント
土屋太鳳さんと永山絢斗さんのコメントが発表されていたので下記に紹介します!
土屋太鳳のコメント
【一部省略】
『演じた役が観てくださる誰かと出会い、心の友として一生に人生を歩んで欲しい』。
私がテレビ東京さんを通じて出会う作品は、なぜかどれも命に向き合うテーマを持っていました。
命には形がありません。どこから、なぜ来て、どこに、いつ行ってしまうのかもわかりません。
分からないからこそ人は目の前にある命を愛おしみ、守りたいと願うのだと思いますし・・・その願いが届かなくなる事実も、存在するのだと思います。
この作品は、その事実を柔らかく包みながらも目をそらすことを赦さず深く優しく心に突き刺します。
命の育む樹が大地に深く根を張るように、この作品が突き刺す様々な思いが見て下ささる方々の心の中力強い根となり、命への新たなパワーを育む事を心から祈っています。
引用:https://www.tv-tokyo.co.jp
永山絢斗のコメント
豪華キャストの中で自分の名前だけが場違いのようで震えていますが、出せる力を出し切って楽しんで演じたいと思います。
少し変わった2人の皮った恋愛物語でそれぞれの境遇から起こってしまう感情の摩擦だったり人間誰しもが清濁の両面も大切に表現できるように尽力します。
引用:https://www.tv-tokyo.co.jp
原作者:瀬尾まいこ
瀬尾まいこさんは2002年に『卵の緒』が坊ちゃん文学賞を受賞して注目された作家です。
2005年に今回放送された『優しい音楽』の小説をリリースしています。
その他にも北乃きいさんや勝地涼さんが出演した『幸福な食卓』や、最近では永野芽郁さんや田中圭さんが出演した『そしてバトンは渡された』も手掛けています。
今回、10年以上も前の作品がドラマ化されるとあって、良い作品は何年たっても残るのだと感じました!
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https://hi1987.net/2021/11/06/resurrection_spell_yonimokimyou/resurrection_spell_yonimokimyou-18216
https://hi1987.net/2021/09/08/rick_rescorla_911/rick_rescorla_911-14967
まとめ
2022年1月7日に新春ドラマスペシャル【みんなの音楽〜ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ】が放送される為、内容のネタバレを紹介した。
- 原作者は瀬尾まいこ。
- 大学生の鈴木千波と造船所で働く永居タケルの恋愛物語。
- タケルが千波の亡くなった兄にそっくりだったことで声をかけた事から恋愛がスタート。
- 千波とタケルは付き合うが千波の両親がタケルを息子の誠と重ねてしまう。
- タケルは誠では自分が一人の千派の恋人である事を理解してもらえるように両親の固まった感情を紐解いていく。
非常に素敵な原作だと思います。
ドラマでは土屋太鳳さんと永山絢斗さんの演技にも注目があるまりますね!
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