みなさんこんにちは。
2021年12月4日、5日に2夜連続ドラマ【女系家族】が放送されます。山崎豊子の普及の名作が6年ぶりに帰ってきましたね。
遺産を巡る女性の欲望を題材にしたおもしろドラマです。この記事に訪れてくださったという事は当然結果が気になる!と言う事ですよね(笑)
そこで今回は、
- 女系家族の原作は?
- 女系家族のあらすじ(ネタバレ)
- 山崎豊子の作品を紹介
これらについて確認しました↑
女系家族の原作は?
『女系家族』の原作はあります。『女系家族』は山崎豊子の小説で、1963年文藝春秋にて単行本(上・下)が出版されました。
- 原作は山崎豊子の作品
- 1963年に映画化
- 2005年に米倉涼子主演でドラマ化
- 2021年に宮沢りえ主演で2夜連続ドラマ化
1963年には映画(現・角川映画)にて映画化。
後に2005年には米倉涼子主演でドラマ化されています。
当時の最高視聴率18.1%。平均視聴率13.8%の大人気ドラマとなりました。
【2021】女系家族のキャストと相関図
- 宮沢りえ(文乃/嘉蔵の愛人役)
- 寺島しのぶ(矢島藤代/長女役)
- 水川あさみ(矢島千寿/次女役)
- 山本美月(矢島雛子/三女役)
- 役所広司(矢島商店の当主/嘉蔵役)※特別出演
- 伊藤英明(芳三郎役)
- 奥田瑛二(宇一役)
実力派女優が勢ぞろいといったキャスティングですね。
特に宮沢りえの愛人役は『月の紙』など昔から演技が上手だと思っていました。
今回の女系家族でどんな演技するのか注目ですね!
【前編】女系家族のあらすじ(ネタバレ)
金と欲望にまみれた女のバトルが注目されますね。予告編見ただけでもワクワクします。
しかし・・・

2夜連続なんて待てない!
そんな声も聞こえてきそうですね。でも上下巻の本読んでる時間なんてないよ!
そんな人の為にストーリーを簡潔にまとめてみました。
2夜連続と言う事で少し長くなるため【前編】・【後編】で記事を分けていきます!
矢島商店の当主嘉蔵が死去
物語の始まりは呉服屋『矢島商店』の当主である嘉蔵が死去することから始まります。
嘉蔵が無くなる事によって数十億という莫大な遺産を女たちが奪い合うというのがこのドラマの醍醐味です。
嘉蔵には3人の娘と1人の愛人がいます。
長女の藤代、次女の千寿、三女の雛子です。そしてキーパーソンになるのが嘉蔵の愛人である文乃です。
嘉蔵の遺言書
嘉蔵が亡くなってからの手続きを任されていたのが専務(大番頭)の宇市であった。
宇一が遺言書を読み上げると相続人の名前は3姉妹以外に愛人文乃の名前があったのだった。
当然、3姉妹は納得しない。
しかも、文乃は嘉蔵子供を身ごもっていた。つまり、この子供が跡継ぎになる可能性も浮上する。
この事態に動いたのが3姉妹!
藤代は日本舞踊家で相談役の芳三郎から助言を受け、文乃に手切れ金を提示する。次女と三女も執拗に関係を断つよう詰め寄るのだった。
文乃は『金の問題ではない!』とこの話をかたくなに拒否し、遺産相続に加わる事になる!
文乃の妊娠
文乃の妊娠を何としても無かった事にしたい藤代は一緒に病院へ向かった。
診察中に文乃は藤代から侮辱され怒りをあらわにする。
検査の結果は妊娠4ヵ月と判明したのだった!
しかし、医師からは文乃が『妊娠高血圧症候群』になりやすい事を伝えられ、これを逆手に藤代は新しい解決策を模索するのだった。
その考えとは裏腹に文乃の意志は固く、命を懸けても産む事を藤代らに言い張り、共同財産分与の話し合いが始まる事になる。
親族会議には文乃も参加する事になったのだった!
狙われる財産
芳三郎は藤代の相談役として活動する一方、密かに財産を狙っていた。
既に藤代から信頼を得ており、不動産業者と組み藤代の相続分を調べ始めた。
また、三女の雛子は藤代の目を盗んでは骨董品の査定を進めていた。
一方、遺産分与の手続きを任されている宇一は財産目録の記入漏れが発覚。
狙った事なのか、偶然なのか分からないが、矢島商店を継ぐであろう次期社長で次女の婿養子である良吉が宇一を警戒し始めるのだった。
親族会議
3姉妹は財産分与に関係する文乃を野放しに出来ない為、親族会議に呼び出す。
3姉妹は子供を堕ろすように執拗に迫るのだった。
文乃は頑なにそれを拒否する。重要なのはお金ではなく『嘉蔵の子供を産みたい』という気持ちであることを伝えた。
しかし、財産に目がくらんだ3姉妹にはその言葉は何一つ響かないのだった。
財産分与を担当する宇一から親族会議で分配内容が発表されると、その内容は藤代の予想を大きく下まわるものとなっていたことが分かった。
この状況を把握すべく藤代は芳三郎を頼る事にした。
子供と名誉
文乃は勤務先で『社長の愛人』、『妊娠』が噂として広まっていた。
事態を重く見た藤代は勤務先を変える為に本店へ移動させることを決めた。
文乃の子供が邪魔な3姉妹の中でも特に次女の千鶴はなんとか子供を始末したいと考えていた。
しかし、矢島商店の名に傷がつく事を藤代は許さなかった。
この結果、次女の千鶴と婿養子の良吉は生まれた子供を養子にしてしまう事を考え始めるのだった!
共有相続財産
山や不動産など、お金で分けられないものを複数で管理する。
三姉妹は財産分与を取り仕切る宇一に連れられ、共有相続財産である山林を確認しに秋田へ向かう事になる!
3姉妹はここである異変に気が付く。山の管理する戸塚といy人物と宇一の話が食い違いがある事に気が付き、宇一への不信感を抱くのだった。
その食い違いを疑うかのように指摘すると、宇一は藤代に対してすごい剣幕で怒ったのだった。
ストーリーの後編へ
長いので一度ここでストーリーを区切らせて頂きます。興味がある方は是非続きを見てください!
山崎豊子の作品は?
- 本名:杉本豊子
- 年齢:89歳没
- 生年月日:1924年1月2日
- 職業:小説家
日本を代表した作家で、2013年に亡くなりました。
主な代表作ですが、
- 女系家族
- 白い巨塔
- 華麗なる一族
- 沈まぬ太陽
一部ですがこれらはすべて大人気作品でドラマ化もされています。
多くの方を魅了した山崎豊子さんの代表作品はFODでもドラマなど見れるので確認してみてください!
女系家族などの山崎豊子作品を見たい方
山崎豊子さんは『女系家族』以外にも白い巨塔や華麗なる一族など色々な作品を手掛けており、その多くがドラマ化されてヒット作となりました。
今回を切っ掛けにドラマもう一度見たいと思う方はFODで見れるものもあるので無料登録してみてはどうでしょうか!

【2021】女系家族のネタバレや原作を紹介<前編>のまとめ
2021年12月4日に【女系家族】が放送されます。2時間スペシャル2夜連続なので内容気になる方の為にまとめました!
- 矢島商店の当主嘉蔵が死去して遺産相続に発展する。
- 嘉蔵の愛人がみごもり遺産相続に割って入る。
- 愛人の文乃は3姉妹にいびられながらも子供を産む覚悟で生活をする。
- 3姉妹と知人、同僚、文乃などが数十億の財産を巡り駆け引きをしながら財産分与を進めていく。
- 作家は山崎豊子。既に死去している。
- 山崎豊子は『華麗なる一族』や『白い巨塔』、『沈まぬ太陽』など名作を残している。
是非後編もお楽しみください!
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