2022年3月13日の「ワールド極限ミステリー」で、ゾンビパウダーについて取り上げられます。
ゾンビパウダーってなんなのか、調べてみました。
- ゾンビパウダーは実在するのか?
- ゾンビパウダーとは?
- 何に使われたのか?
これらについて確認します。
ゾンビパウダーは実在するのか?
アニメなどでも話題となっていますが、ゾンビパウダーは実在するようです。
ゾンビって言葉の意味からしてよくわかりません。
- ゾンビの意味は?
- ゾンビパウダーはどこにあるのか?
ゾンビっていったいどういう意味なのか、どこにあるのかについて見ていきます。
ゾンビの意味は?

ゾンビというのは、「死んだ人のスピリット」や「死んだ人の精神」という意味です。
これは、西インディアンの言葉の「junbie」意味は「幽霊、ゴースト」と、コンゴの言葉の「死んだ人の精神」という意味の両方から来ているのではないかと言われています。
ハイチでは、ゾンビは「心のない奴隷」といわれています。自己がなく、塩を与えない限りは特に危険でもないということです。
ゾンビパウダーはどこにあるのか?

ゾンビパウダーが最も有名なのはハイチということです。伝説や童話に出てくるのだといいます。それが都市伝説的に信じられているのです。
1980年にハイチの田舎で、クレアヴィウス・ナルシスという男が、「自分は1962年にアルベルト・シュバイツァー病院で死んだと言われたが、意識はあったが体が痙攣していたのだ」と言い出しました。
調べたところ、1962年の5月2日にクレアヴィウス・ナルシスが死亡しているのがわかりました。その時の彼の記憶について述べた話と、カルテに記載されていた内容が一致しました。
また、彼が家族について話したことは、実際に友人達すら知らない事実であることを家族が確認しました。その結果、彼はゾンビが蘇ったのだと科学者が認定することになりました。
ゾンビパウダーとは何なのか?
それからゾンビが実際何なのか調べるために科学者や医者が集まり、研究が1982年から1984年にかけて行われました。
その結果、クレアヴィウス・ナルシスが飲まされたのは毒の可能性があり、その毒がどんなものであるのかを調べる事になります。

その結果、テトロドトキシン(フグに含まれる)やブフォトキシン(オオヒキガエルに含まれる)が神経系を麻痺させる物質が原因だったのではないかと言われています。
この理論には反対する学者もいましたが、研究者だった人、Wade Davisの論文が1988年4月のジャーナルオブサイエンスで掲載されています。
ゾンビパウダーは何に使われたのか?
ソンビパウダーは、アフリカでブードゥー教で使われていました。
ブードゥー教とは、ハイチがフランスの植民地だった頃に、奴隷として連れてこられた西アフリカの人たちの宗教と、カトリックが融合した宗教と言われています。
この西アフリカの宗教で「ゾンビパウダー」が使われていたということです。
この宗教では、7つの掟があり、それを破った人を罰するためにゾンビにさせて、それを人間に蘇らせるために使ったものがゾンビパウダーと言われています。
ゾンビパウダーはあくまでも仮死状態にするものであると言われています。
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まとめ
- ゾンビパウダーはハイチに存在する
- ゾンビパウダーは仮死状態にさせるもの
- ゾンビパウダーはテトロドトキシンに動物や植物、人間の一部を混ぜたもの
- ブードゥー教や西アフリカの宗教で使用された
面白いですね。本当に存在しているのは驚きでした。今は使われているのかわかりませんが、ちょっと怖いです。
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